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新機能紹介 MSC Nastran:複合領域シミュレーション解析ソルバー


MSC Nastran 2012 リリース情報

HPCパフォーマンスの改善

ACMS(自動部分モード合成法)の並列処理パフォーマンスの改善

MSC Nastran 2012ではACMSにおける並列計算のスケーラビリティが強化されました。

新しい複素固有値解析ソルバー導入によるロバスト性とパフォーマンスの改善

Implicitly Restarted Arnoldi Method (IRAM)がMSC Nastran2012より使用可能となりました。
この解法は、ランチョス法、ヘッセンベルグ法、インバースパワー法を補う形で使用され、複雑な固有値(例えばブレーキ鳴きや外部音響効果等)に対し、高い効果と安定性が得られます。

NVIDIAのCUDA-capable GPGPUサポート

MSCNastran2011でGPUを数値計算に使用することができるようになりました。
GPUはアプリケーションの処理速度を速めるのに用いることができる高性能なプロセッサーです。
現在MSC NastranでサポートされているのはNVIDIA CUDAですが、今後ADMや他のGPUについて対応予定です。

MSC Nastran:新機能紹介

線形接触解析の使いやすさの向上

NLSTEPデータにおいて、ユーザーは好みのキーワードの選択をするだけで、MSC Nastranは計算速度、精度が最適になるパラメータを自動設定するようになり、線形接触解析の使いやすさが向上しました。

動解析における積層レベルの積層応力、積層ひずみ、破壊指数、強度比の出力

積層応力、積層ひずみ、破壊確率及び比率は、周波数応答、過渡応答、ランダム応答解析(SOL 108,SOL 109,SOL 111,SOL 112)において出力可能となりました。対象の要素タイプはCQUAD4,CTRIA3,CQUAD8,CTRIA6,CQUADR,CTRIARです。

segment to segment接触の改善点

segment to segment接触において摩擦モデルが使用可能になりました。
また以前のバージョンでは大すべり問題には未対応でしたが、2012のリリースで対応しました。


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