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詳細MAGNA/TDM:電磁波解析ソフトウェア

新機能


Ver.6.0主要新機能

分散性媒質(Drude金属)対応

比誘電率、比透磁率のタイプに、1次ドルーデ分散材料が追加されました。

ドルーデ分散設定画面 ドルーデ分散設定画面

光領域における金属など比誘電率の実数部が負になる材料として、ドルーデ分散モデルを使用できます。周波数が無限大のときの比誘電率ε∞、プラズマ角周波数ωp、衝突周波数νcを与えることで分散式が決定します。プラズマ角周波数ωp、衝突周波数νcは直接指定するほか、複素屈折率または複素誘電率(複素透磁率)を指定して計算することも可能です。
また、比誘電率、比透磁率の両方にドルーデモデルを適用することで、負の屈折率(メタマテリアル)を考慮した計算が可能です。

事例紹介

SAR(Specific Absorption Rate:比吸収率)計算機能

単位時間、単位質量あたりの電磁波エネルギーの吸収量の計算、表示が可能になりました。密度ρは、材料の設定画面で指定します。

SAR = σ|E|2 / ρ

σ:媒質の導電率 [S / m]、E:電界強度 [V / m]、ρ:媒質密度 [kg / m3]


事例紹介

リスタート計算機能

計算ステップの延長や、任意ステップの計算結果を初期状態とした計算が可能になりました。

Linux対応

Linux上で計算の実行が可能になりました(Linux版)。
モデル作成、結果表示はWindows上での作業になります。
動作確認済みOS:Red Hat Enterprise Linux, Cent OS

Linux対応

並列化対応(オプション)

メモリ共有型(SMP)による並列計算により、Multi-CPU搭載のマシン上で並列計算が可能になりました(対応するライセンスが必要です)。


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