FLOWMASTER2 Ver.6.5
ここに、新しいコンポーネントを含むFLOWMASTER2 V6.5のリリースを発表致します。また、本リリースには多数の保守アップデートに加え、多くの機能拡張も含まれます。
AVLとの技術協力:トータルシミュレーション統合に近づくもう1つのステップ
AVLとの技術協力は、包括的な統合システムモデリング能力を提供するという私たちのゴールの達成に近づくもう1つのステップを意味しています。シミュレーションツールの統合をより簡便にするために、Flowmasterは新しくAVL
BOOSTとAVL EXCITEコンポーネントを導入しました。エンジンサイクルおよびガス交換シミュレーションツールのAVL
BOOSTからの詳細なエンジン発熱データを使用して、熱がどのようにエンジン冷却システムと潤滑システムを通して分配されるかについての現実的な洞察が可能です。
AVL
EXCITEコンポーネントは、その流れとエネルギー損失のデータを含むベアリング性能マップを潤滑モデルへより単純に取り込むことができます。この性能マップは、それぞれ流体潤滑(HD)および弾性流体潤滑(EHD)を解析するAVL
EXCITEおよびAVL EXCITE Designerから利用可能です。このきめ細かい情報は高いレベルのシステム最適化で有効となるでしょう。 |
|
Flowmaster V6.5の
新しいコンポーネント
|
新機能:キャビテーションオリフィス
従来は、実機テストフェーズにおいてのみノズルのキャビテーションを識別することができるだけであり、その設計変更はコスト高につながるものでした。キャビテーションは、騒音や機器の損傷を引き起こしたり、流量の減量など著しくシステム性能を損ねる原因になります。この問題は、燃料インジェクションシステムなとにおいて特に関心事であり、最悪な場合に極端なエンジン性能の悪化を引き起こします。
Geometric
Cavitating Orificeコンポーネントはテストデータを用意する必要が無く、ただ単に流路断面変化の形状を指定するだけです。このアプローチを使って多数のノズルまたはバルブの設計を試みることができます。そして、製造に最良な選択をするだけで、時間と経費の両方の節約をもたらすでしょう。もし、既にノズルやバルブのテスト性能データが得られているならば、Data-based
Cavitating Orificeコンポーネントを使用することができます。そして、精密なコンポーネントのサイジング、選択とシステム最適化を含むシミュレーションの恩恵を今もなおフルに生かすこともできます。これらのコンポーネントでバルブの開閉を繰り返し変化できるので、単純な制御バルブのキャビテーションをモデル化することも可能です。