FLOWMASTER2 Ver.6.5
機能拡張
- エアーサイドビジュアライザーの追加座標系
間違えやすかったデータ変換を無くすために、従来のものとは異なる座標系を使用してビジュアライザーとセグメンターへのデータ入力、表示、および結果出力が可能になりました。これは、Flowmasterユーザからの多数の機能拡張要求の中の一つあり、ユーザの負担低減が期待できます。
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自動車エンジンコンパートメント内の機器の3Dグラフィック表示で重なり合った熱交換器を通る通風経路の理解を支援するエアーサイドビジュアライザ
- AVSコンポーネントの機能性拡張
Heater-Coolerコンポーネントが、複雑なフロントエンドクーリングパックを解析するビジュアライザーとセグメンターの9つのコンポーネントに加えられました。このコンポーネントの追加により通風経路への熱量が直接指定できるようになります。そして、隔離されたようなシステムの調査がより簡便に行えるようになりました。このコンポーネントは、データ入力に関して4つの方法が追加されました。コンポーネントを通過する流れを定義する2つのカーブと熱伝達を定義する2つのカーブです。
プロファイルファクターマップについて、ユーザはこのマップを使用して機器断面上の流れに関するパラメータをより現実的に定義できます。従来はStagnation
Pressure Sourceコンポーネントでのみ利用可能でしたが、この能力はより詳細なモデリングができるようにHeater-Cooler、Discrete
Loss、Thermal Heat Exchanger、Radiator Heat Exchangerの各コンポーネントでも利用可能になりました。
FanとBlowerにおいて、消費動力を定義する規格化カーブが導入され、一つのカーブで共通にその性能を評価することが可能になりました。ファン性能は実機測定値を基にした2つのカーブ(圧力vs流量カーブと消費動力vs流量カーブ)で定義できるようになりました。指定したカーブの運転条件から外れた解析を行う場合、ただ単に設計ポイントを指示します。そして、Flowmasterはそれに応じてカーブを調整します。このことからユーザはデータ変更では無く、より設計に注力できるようになるでしょう。
PressureとFlow Sourceコンポーネントは、Controlled PressureとFlow Sourceにそれぞれ統合整理された。これに伴い、GUIシンボルも削除されている。これらの不必要なコンポーネントを含むモデルは、まだ意図するように解析可能であるが、これらのコンポーネントの使用はもはや推奨されない。
自動車風洞実験テストの測定結果との比較を容易にするために、Stagnation Pressure Sourceコンポーネントは圧力係数Cpのより適切な方法が追加され提供されています。
- Pumps
V6.4のRadial Flow Pumpsコンポーネントと同様に、AxialとMixed Flow Pumpsコンポーネントに定格効率のパラメータが指定可能になりました。また、このコンポーネントの汎用性を高めるため、摩擦トルクvs回転数カーブ、コントローラ入力端子、トルクとロジックステートの結果出力端子の追加がなされています。
- Pipes
Prismatic PipesコンポーネントがPrimingの機能性をより大きく高めるためにSingle Phaseモジュールに追加されました。また、RectangularとHexagonal
PipesコンポーネントがFluid Powerモジュールに追加されています。Pipeファミリーの標準化がユーザから要求されおり、Flowmasterがアルミの高圧ダイカスト製造(金型への溶融物の流れ)やロケットエンジンの燃料システム(燃料充填)などを含む広い範囲のアプリケーションで利用できるようになりました。また、管壁面を通しての全面的な熱伝達のモデル化、特に低密度流体に対して強化されました。
- Fuel Injection
Fluid Powerモジュールで利用可能であったFuel InjectionファミリーのCam AngleコンポーネントがCOM Controllerに代替されました。また、より精密な解と使い易さを追い求めて、複雑なGeneral
DynamicコンポーネントはElectro-Mechanicalファミリーに入れ替わりました。General Dynamicコンポーネントを含んでいるモデルはこの影響を受けませんが、より高い精度の解からの利益が得られるようにこのコンポーネントの使用を段階的に廃止することを推奨します。
- Controllers
COM Controllerコンポーネントは、Controllerファミリーで利用可能であった広範囲な全ての能力を提供します。このような理由から、Fluid
PowerモジュールのLoadやValve Dynamicsコンポーネントと並んでControllerファミリーはもはやGUIで利用できません。しかし、これらのコンポーネントを既に含んでいるネットワークは以前と同じに解析可能です。
- Master Controllers
Master Controllerに対して、外部ファイルのデータへの確実な問合せや補間ができるように機能拡張がなされています。
- ECMs
4 Armed ECMsがCompressible Steady State(CS)とCompressible Transient(CT)のネットワークの”Dry”ノード部分で利用可能になりました。これにより、発電機の冷却空気の経路の解析が可能になりました。また、主にガスタービンのモデリングのために、実数データ入力項目の個数が20個に拡張されました。
Flowmaster2 V6.5の最新情報の詳細は、お客様の広場(ユーザ専用ページ:http://www.engineering-eye.com/menu/customer.htmlのFLOWMASTERを選択)のリリースノートを参照してください。
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