
水撃(サージ)計算
液撃は、オイルパイプラインや水移送配管系等で問題となる過渡現象です。バルブの開閉、ポンプのトリップや負荷の急変等に起因し、系内の異常な圧力上昇および低下を引き起こします。そして発生した圧力波は系内を伝播します。その結果、異常な圧力上昇は配管機器の破損をもたらす危険性があります。また圧力の低下は、その流体の飽和蒸気圧まで低下すると液柱分離が発生し、キャビティを生成します。このキャビティはこれに引き続く圧力上昇過程で潰され、消滅時に大きな圧力波を発生させ、圧力上昇と同様に系統内の配管機器の破損を発生させる危険性があります。
Flowmasterでは、本事象の検討に実績があるアプリケーションであり、液撃以外にも様々な検討に利用されております。
図1は、発電プラント再循環水系のウォータハンマー解析の事例です。本例では4系統のポンプユニットから構成され、2箇所の復水器とサージタンクを有するモデルです。
本モデルでは1台のポンプがトリップした際に発生する圧力脈動が、サージタンク与える影響を検討します。